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配信の推奨設定について

回答ID:31

eContentでは「配信されたデータをそのままお客様のもとに届ける」を基本方針として掲げております。そのため、配信者様から送信されたデータは原則としてエンコードは行わず、お客様のもとへ配信されます。

本稿では、お客様に快適な視聴いただくための配信設定のポイントをご説明いたします。

レート制御

「CBR」の利用を強く推奨します。

「ABR」「VBR」「CQP」でも再生は可能ですが、お客様に配信されるデータ量が大きく増減するため、お客さまの環境によっては「突然再生が止まる」「頻繁にプレイヤーが一時停止する」などの現象が発生することがございます。

プログレッシブ/インターレース

「プログレッシブ」(いわゆる「1080"p"」「720"p"」)の利用を強く推奨します。

「インターレース」(いわゆる「1080"i"」「720"i"」)を使用された場合、お客様の再生環境によっては横方向に縞状の模様が出ることがございます。

フレームレート

30fpsまたは60fpsを推奨いたします。

29.97fps/59.94fpsでも配信可能ですが、お客様によって若干遅延が大きくなることがございます。

OBSにおける設定例

「映像」タブの「FPS共通値」を「30」または「60」としてください。

ビットレート

推奨値は以下の通りです。

  • 動きの激しいFHD配信 8Mbps
  • 通常のFHD配信 4Mbps
  • プレゼンなど動きのないFHD配信 2Mbps

概ね安定して視聴するには、配信されたビットレートのおおよそ2倍程度の安定した受信環境が必要です。

例)4Mbpsで配信されているコンテンツを安定して視聴できるのは、下りが8Mbps以上安定して出る環境

なお、eContentでは、通信環境が不安定なお客様向けに、低画質(600kbps程度)・中画質(1-2Mbps程度)を自動生成し同時に配信しております。(お客様によって設定が異なることがございます。詳細は担当営業までお問い合わせください。)

キーフレーム

推奨は「1秒に1キーフレーム(30fpsなら30フレーム毎に1フレーム)」となります。設定がされていない場合、お客様に配信される遅延が大変大きくなることがございますのでご注意ください。(安定的な視聴には支障ありません)

OBSでの設定例

「出力」タブを開き、出力モードを「詳細」としてください。その状態で「配信」タブを開くと「キーフレーム間隔」という設定項目がございます。そこに「1」と入力してください。

H264プロファイル

「high」としてください。

解決しない時は...

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